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手の甲を上にし、手首をロック:日常の負担をケアする身体の法則

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その腕の重さ「力」ではなく「向き」かもしれません

〇家事をしているとき。

〇抱き上げるとき。

〇体を支えるとき。

毎日の家事や育児、あるいは介助の場面。

気づけば、前腕や手首、肩まわりに負担を感じることはありませんか。

その一因として、手の向きや手首の角度が関係している場合があります。

ここでは、身体の構造に沿った手の使い方の一例をご紹介します。

実はそれ、力の問題ではなく

手の向きや手首の角度が関係している場合があります。

手のひらではなく、手の甲を上に

人は無意識に、何かを支えるとき「手のひらを上」にしがちです。

この形は、指や手首まわりの筋肉を使い続ける姿勢になりやすく、じわじわと疲れがたまりやすくなります。

そこでおすすめしたいのが、手の甲を上にし、手首同士を軽く組み合わせる形です。

ポイントは「握る」ではなく「輪」

手首同士を交差させ、輪をつくるような形を意識します。

すると、

〇指先に力を入れ続けにくい

〇手首をまっすぐ保ちやすい

〇体に近い位置で支えやすい

1. なぜ「手の甲を上」にするのか

手の甲を上にし、手首同士を組み合わせる持ち方は、

指や手首まわりの力に頼りにくい形を取りやすいという特徴があります。

■ 骨格の配置を活かしやすい形

手のひらで支えると、指先や手首の筋肉を使い続ける姿勢になりやすくなります。一方、手首同士で「輪」をつくる形では、筋力だけでなく骨格の並びを活かした姿勢になりやすいと考えられます。(ロックの輪)

・握り続ける力を必要としにくい形

・手首の細さによる引っかかりで保持しやすい形

といった特徴があります。

■ 体に近い位置で支えやすい

物を持つとき、体から離れるほど重く感じやすく、体に近い位置にあるほど支えやすくなります。

この持ち方は、相手や物との距離が自然と近づき、体幹に近い位置で姿勢を保ちやすくなります。

■ 手首の角度

手首が手の甲側に折れ曲がる姿勢(背屈)は、

手首まわりに負担がかかりやすい角度とは、手首が手の甲側にぐにゃっと曲がってしまう(背屈する)ことを避けた方がケアしやすくなります。

手首同士を組む形では、手首をまっすぐに保ちやすい姿勢を取りやすくなります。

2.日常のさまざまな場面で見られる形

この手の使い方は、次のような場面で見られます。

■ベッドから車椅子へ移動を支えるとき

■床から立ち上がる動きを支えるとき

力を加えるというより、形を整える感覚に近いものです。

3. 今日からできる簡単セルフケア 手首/腕/親指のケア

※無理のない範囲で行ってください。

■手首、腕

 ①まずは、手首から肘にかけての筋肉をほぐします。

1.片方の腕を前にまっすぐ伸ばし、手のひらを正面(相手)に向ける。

2.反対の手で、指先を手前(自分側)にゆっくり引く。

3.肘の内側が伸びているのを感じながら15秒キープ。

②手の甲返し(表伸ばし)

1.同じように腕を出し、今度は手の甲を正面に向ける(手首を下に垂らす)。

2.反対の手で、手の甲を手前にぐーっと押す。

3.腕の外側の筋肉が伸びるのを感じて15秒キープ。

★親指の付け根ほぐし

介助等で「掴む」動作が多いと、親指の付け根(母指球)がカチカチになります。

ここがほぐれると手首が楽になります。

親指を使って、反対側の親指の付け根のぷっくりした膨らみを円を描くようにもみほぐします。

(痛気持ちい強さで)

親指を手のひらに倒し、他の4本の指で親指を包んで「グー」を作ります。その

まま手首を小指側にゆっくり倒すと、親指のラインが伸びます。

少しでも身体に負担なく、全身の力をバランスよく使えるような情報法を、今後もご提供させていただきます。

※参考

日本理学療法士協会「ボディメカニクスの活用」

厚生労働省「介護現場での腰痛予防対策(PDF)」

おうちでカラダファクトリー

この記事を書いた人

町村 勇樹(まちむら ゆうき)

整体×骨盤 カラダファクトリー(株式会社ファクトリージャパングループ所属)

整体師歴17年以上。

技術研修・店舗運営・動画発信など多方面で活動。技術コンテスト複数回受賞。FJG技術ランク:エグゼクティブボディトレーナー。

鹿児島県・与論島出身。大阪リゾート&スポーツ専門学校卒業。2008年4月、新卒で株式会社ファクトリージャパングループ入社。

カラダファクトリー川崎店・本厚木店ほか、複数店舗で店長を歴任。ファクトリージャパングループ主催の全社技術コンテスト「匠の技コンテスト」にて、施術家トップMVPを複数回受賞し殿堂入り。

現在は人事部に所属し、主に講師活動(若手育成)および採用を担当。

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