目次

将来つまずきにくい体は、今日の股関節から

「股関節が硬い」と感じたとき……実はその硬さの裏側には、あなたの日常の「動き」を根底から左右する重大な秘密が隠されているかもしれません。

この記事の目次

1.姿勢と歩き方の土台!「腸腰筋×股関節」という唯一無二の連結器

「足が上がりにくい」と感じたら、筋力不足を疑う前に、上半身と下半身の「連結器」をチェックしましょう。

その正体は、背骨と太ももを直接つなぐ唯一のインナーマッスル「腸腰筋」。

股関節の可動を支える名コンビです。

このコンビこそが、美しい姿勢を保ち、力強い歩みを生み出す司令塔。ここを整え連結をスムーズに保つことが、負担の少ない体と、一生軽やかに歩き続けるための秘訣です。

2. 歩きやすさと姿勢に関わるポイント

腸腰筋の大きな役割の一つは、脚をスムーズに持ち上げること。そして、骨盤を支えて「姿勢を美しく保つ」ことです。この筋肉がしなやかに動いていると、脚が自然と前へ出やすくなり、歩幅が広がるなど、つまずきにくい軽やかな歩行をサポートしてくれます。

一方で、腸腰筋が硬くこわばると、骨盤のバランスが崩れ、猫背や反り腰といった姿勢の乱れにつながることも。歩くたびに腰や膝へ負担がかかり、疲れを感じやすくなる原因にもなり得ます。

「歩行能力」を健やかに保つことにつながります。

【実践編:あなたの連結器は大丈夫?体からのサイン・セルフチェック】

「連結器」がうまく機能しているか、確認してみましょう。以下の項目に心当たりはありませんか?

☑ 何もないところで、よくつまずく

☑ 仰向けに寝ると、膝の裏や腰が浮いてしまう

☑ 階段を登る際、足が重く感じて上がりにくい

一つでも当てはまるなら、腸腰筋と股関節のコンビが硬くなっている証拠かもしれません。

3. 股関節を「動かしておく」という意識

股関節まわりを日頃から動かしておくことは、姿勢や歩行動作を保つための大切な習慣のひとつです。

股関節の動きを意識することは、特別な運動というよりも、日常の体の使い方を見直すきっかけになります。

これからの生活を快適に過ごすために、まずは股関節まわりに目を向けることから始めてみましょう。

【今日から始める股関節ケア】

15秒×両足×3セット(1日)

①床に座り、片足だけ伸ばし、片足は内側に曲げます。

②脚は動かさずに上半身だけ向きを変えますできる範囲でゆっくり体を起こします

③余裕があれば伸ばしている足の太ももからお尻に手で負荷をかけると股関節まわりの伸びを感じられます。

無理のない範囲から毎日お風呂上りにコツコツ行うなど、日々の中で「股関節を動かす」意識を持つことが、体の動きを保つことにつながります。

体をより楽に使いたいと感じたとき、

筋肉や姿勢だけでなく、

「関節の位置関係」に目を向けることも一つの視点です。

参考文献

歩行時に足を前へ振り出す筋肉の重要性を解説

厚生労働省:毎日かんたん!ロコモ予防 ロコモの基本知識やつまずき防止の対策を解説

この記事を書いた人

■中尾 実 (整体師歴21年)

2004年3月株式会社ファクトリージャパングループに中途入社。カラダファクトリーで整体師、店長、エリア営業部長などを経て技術研修部部長となる。

2018年より、人材支援本部副本部長。2024年1月教育部本部長。自身も施術家として現場に立ちながら、一貫してファクトリージャパン施術家の育成を担当。

施術ランクは最高位「マスター」をもち教育者も育成している。2025年1月、IHTA(一般社団法人国際ホリスティックセラピー協会)事務局長着任(現任)。整体・ヨガ・ベビーマッサージ関連の資格を取得

IHTA国際ホリスティックセラピー協会

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