『エランスキンヴェール』は患者様と看護師さんの声から生まれました
老若男女の皆様にお試しいただける肌ケアクリーム『エランスキンヴェール』ですが、スタートは
「お肌に関する様々なお悩み」の中でも特に≪痛み≫も伴ってしまう「床ずれ(褥瘡)」や「アトピー」の患者様の苦しみを少しでも軽減できないか?
という、特定の方々への想いから始まりました。
『みどり繭』という素晴らしい原料と無菌養蚕工場を実現させた更に熱い想いを持ったメーカー様との出会いや、『皮膚・排泄ケアに日常的に深く関わる看護師さん達』のご協力も得るなど、多くの方々が関わることで「赤ちゃんや敏感肌の方にも」「患部だけでなく全身にも」広くご活用いただける製品化に辿り着きました。
この記事では紆余曲折の開発秘話をご紹介いたします。
この記事の目次
お肌に関する様々なお悩み
エランは、およそ20年前の2004年より、入院・入所時の身の回りの衣類・日用品類のレンタルサービス(CSセット)を事業展開しており、全国の2,000か所を超える病院・介護施設で毎月40万人の方々のご利用をいただいております。
その中でこれまで多くの場面で、患者様やご家族・看護師の方々から、お肌に関するお悩みを数えきれないくらいに伺ってきており、それは今も現在進行形です。
なかでも多いお悩みとして
「術後のかゆみがある」
「お風呂に入れずしんどい」
「かゆくて眠れない」
「靴下をはくときに引っかかる」
「水仕事による手荒れ」
「乾燥して肌がつれる」
「床ずれの深刻化」
「アトピーで苦しんでいる」
等の声が寄せられております。
これらは≪痛み≫や≪痒み≫を伴うお悩みで、
・その人にしか分からないことですが誰にでも経験のある悩み
・脊髄反射してしまいその人の平常心をも削り取ってしまう悩み
・身体だけでなく精神的にも追い込まれてしまう悩み
・周りの人にも本来のその人らしさを奪いかねない悩み
お悩みのひとつひとつは「個人的な」「少数の困りごと」かもしれませんが「具体的であり深刻なもの」です。
「肌」に関する商品は日本中・世界中のどこにでも沢山あるにもかかわらず、特に病院や介護施設の周辺でこれだけ寄せられるということは、その人の肌質に合う/合わないなど、まだまだ解決策が足りていない分野ではないのか?こうしたお悩みを少しでも軽減できないか?と捉えるようになっておりました。
はじめの出会い(患者様)
そんな矢先に、ご本人も脳梗塞を患いながら復帰され「誰でも簡単に5分でキモノを着れる」~バリアフリー着物~という着付け教室をなさっている鈴木富佐江先生(当時83歳)と出会いました。
※ご興味のある方はこちら(さくら着物工房)
ご自身の肌に関するお悩みを伺う機会があり、長年大変な苦労をされてきたお話と同時に、開発の後押しをいただく形となりました。
(お話の抜粋)
・若い時から皮膚科の診療を受けてきたがなかなか改善されなかった。
・アレルギー体質でもあり処方薬と市販薬で苦労してきた。
・生理用/尿漏れパットにも長年の違和感があった。
・コロナでマスクをするようになり耳掛けの肌荒れや痒みがあった
・ある入浴剤の使用で皮膚全体の快癒を感じ、お尻や陰部・耳の裏・乳房の下のかゆみなど直接塗ることを思いつき、そのことが今までの何よりも改善された。
・ご自身だけでなくお弟子さん達にも同様の改善が見られた。
・エランのような会社に商品化を託したい。入浴剤の会社と会ってみないか
メーカーでもなく工場も持たない自社の逡巡よりも、鈴木先生のようなお悩みを抱えた方が既に沢山いて、何か役に立てるかもしれないという使命感があり、原料メーカー様とお会いすることになりました。
二つ目の出会い(原料メーカー様)
鈴木先生が快癒に向かった「入浴剤」原料の正体は「みどり繭(マユ)」というものでした。
・シルクの原料のあのマユ?
・それが緑なの??
・それが肌に関係あるの???
分からないことだらけでした。
でも百聞は一見に如かずで、現に快癒に向かった鈴木先生が存在している。
半信半疑ながら、新潟県十日町市のその会社様のお話を伺ううちにその魅力に引き込まれ、肌に悩む方々の姿を思い浮かべ「熱くなりすぎる気持ち」と「冷静に商品化することの責任」を交互に一段ずつ積み上げていきました。
「きものブレイン」という本業は日本の着物文化を支える企業ですが、もうひとつの事業として「みどり繭」を原料にヒトの健康に寄与する商品開発を行っている会社様でした。
「無菌養蚕工場(国内初)」にも伺いましたが、こちらも様々な苦労をしながら築きあげてきており、生産者の皆さんも本当に頭の下がる研究開発をされていました。
何よりも「同じ困りごとを抱えたユーザーの姿」を一つも違わずに描くことができたため「是非一緒に商品づくりをさせてください」とお願いさせていただきました。
原料・研究エビデンス(詳しくはこちら)
私たちが大切にしている3角形の考え
私たちエランは、大きな課題を乗り越える局面や重要な戦略を決めるときは、3者で考えるようにしてきたことで、バランスが取れ、結果的に成長してきた企業としての経験則があります。
ビジネスにおいて三者の得をバランスよく実現させることを目指します。
そうすることで、互いに補完関係が構築され、長く続く仕組みができ上がります。
エランのロゴの三角形には、こうした想いが込められており、創業以来大切にしてきた価値観です。
一般的には「WinWin」という言葉を使いますが、エランでは そこにもう1つのWinを足して、「Win-WinWin」を共通言語にしています。
本稿の「エランスキンヴェール」は当初「オムツかぶれ軟膏」として要件依頼をし、途中「アトピーの方にも使ってもらえるか」等の自問自答を繰り返してきました。
日常的に深く関わりを持つ「看護師さん達」のご意見も決して外すことのできない重要な一角だと考えております。
三つ目は・・・(看護師さん)
看護師の皆様からも、ご自身の肌のお悩みは多く伺うテーマです。
コロナの際でも替えの利かないエッセンシャルワーカーとして、過酷な状況で働いています。
24時間の空調環境での勤務、夜間勤務によるホルモンバランスの変化、頻繁な手洗いによる手荒れなど、肌に対して悪い条件がたくさんあるからです。
そうした看護師さんの中でも、「皮膚・排泄ケア認定看護師」(※WOCナース)の方々は、患者様の手術創、擦過傷、褥瘡・床ずれの予防の仕方、治療、スキンケア、ストーマ手術後の管理、装具のあて方・交換、日常の過ごし方等についての指導を行う専門のプロです。
※WOCとは
Wound Ostomy Continenceの略で、Woundは創傷(褥瘡・瘻孔)のこと、Ostomyは手術で人工肛門や人工膀胱を保有した方のこと、Continenceは失禁(便や尿)のことです。
本稿のスキンヴェールの草案や試作の段階からも様々なアドバイスや感想をいただき、何回もお試しいただいたうえで「これなら早く製品化してほしい」という状態までお付き合いいただきました。
WOCナースの方々にもお墨付きを貰えたことで、患者様と看護師さんと生産者メーカーの三方に喜ばれる商品づくりができました。
次は皆様が是非お試しください。
みどり繭を原料とした商品は他にも可能性がたくさんあるので、私たちの開発チャレンジは、まだまだ続きます。
ご購入はエランオンラインショップにて承っております。
ぜひご利用ください✨
エランスキンヴェールをお得にゲット!クーポン番号のご案内
クーポン配布期間は終了しました。
たくさんのご利用ありがとうございました。
記事にて紹介したエランスキンヴェールを、同じくみどり繭を原料としたエラン全身シャンプーとお得な価格でセット販売中です。
乾燥が気になり始めるこの季節、エランスキンヴェールをハンドクリームとして携帯いただく方も多いそうです。
携帯してこまめなケアにお使いいただくことはもちろん、お風呂上がり、1日のお肌の疲れをいたわるように丁寧なケアにもご利用いただけます。
エランが自信を持ってオススメいたします!
最後に、記事をご覧いただいた皆様に特別価格でご購入いただけるクーポン番号をお知らせします✨
この機会にぜひお試しください!
この記事を書いた人