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ファイナンシャルプランナーが解説!生命保険は本当に必要?

この記事の目次

万が一の準備はできていますか?

はじめまして。ファイナンシャルプランナーの望月です。
私は、日々多くの方々と出会い、将来のライフプラン作成・万が一の時のリスク対策のご相談・お客様のご心配事やご要望等のお手伝いをさせていただいています。
今の仕事の前職では 15 年間、金融機関の信用金庫にて、様々なお客様のお手伝いをさせていただいておりました。
信用金庫時代を振り返りますと、命とお金に関わる場面、特に重い病気・介護・相続におけるご相談が多く、ご家族の方々の大変な場面の記憶ばかりが残っています。


多くの方々は、健康だから今は大丈夫、または今が忙しく将来のリスクについて考えるのが後回りになってしまっています。
今の時代は、多くの情報があって便利である一方、どの情報が正しく、自分に合っているのかを取捨選択しなければいけない、これもなかなかリスク対策が出来ない一つの原因だと感じています。


恥ずかしながら、私も前職で働いていた当時、自身のリスク対策については、今思えば何となくしか理解していなかったと感じていますし、現在も様々な金融機関で働いている方々に聞きますが、同じように何となく理解しているという程度なのです。


今回は今の仕事を考えるきっかけとなった、前職時代の出来事を例に、「万が一の時のリスク対策の必要性と必要な保障の考え方」をお伝えさせていただきます。
これは、私が常に大切にしている考え方で、皆さまにとって、何か気づきがあってきっかけとなり、お役に立てたら幸いです。

ある社長の話

信用金庫時代、建設業の会社を担当していた時の話です。


社長は 43 歳で、自身で独立して、創業から 2 年でしたが業況も順調に推移している会社でした。
家族は、専業主婦の奥様と小学生〜中学生の3 人のお子様で、とても仲の良いご家族でした。

社長は常々、自分が高校中退でここまで大変であったため、子供達には大学進学や好きな将来を選択させてあげたい、その為に妻には家庭に専念してもらい、仕事を頑張るんだと話していました。


仕事も順調に進んでいて、ご家族への想いも強い社長でしたが、体力には自信があり病気で入院もした事がなかったため、万が一の時のリスク対策がされていませんでした。
実際は、知人から入った少額の保険を1つ持っていた程度で、社長自身も「自分は元気で仕事も順調だし、保険は必要ない」と話していました。

当時の私は経験値浅く、事業資金の融資をすることが課せられていた仕事で、保険の知識もなく、損害保険と生命保険の差も曖昧な状況で、リスク対策の大切さに気付いていませんでした。
そんな時、元気だし保険は必要ないと話していた社長は、約4 ヶ月後、急性心筋梗塞で亡くなってしまいました。


中小零細企業の多くは「会社=社長」で、従業員が少ない中で、社長が中心となって動いています。
この会社も同じく、社長が亡くなった事で、順調であった仕事もなくなり、廃業することになってしまいました。


加入していた少額の保険というのは、知人から入った医療保険1 つ。
入院した時にその入院日数分給付されるというものでしたが、何にも役に立つことはありませんでした。

専業主婦であった奥様はフルタイムで働く仕事に就くこととなり、社長の願いであった子供達の進学・将来も諦めなければいけない状況となってしまいました。

想像出来るでしょうか、家族の望む将来の為に、不自由がないようにと、自分みたいなようにはさせたくないと、一生懸命頑張っていた社長。
私は、今でも夢を見ます。


私は、この出来事をきっかけに、保障の大切さ・保険って何だろうと強く考えることとなりました。
その後、いくつかの支店にて経験を積み、会社本部で全店の保険を専門に扱う部署に配属となりました。
その部署にて、多くの保険請求の事情を知って、改めて感じたことがありました。
それは、ありとあらゆるところで保険が不足していて、お金が足りなくなっているご家族があまりにも多く、悲しい状況にあるということでした。
これは自ら自分で、情報のご提供はもちろんのこと、ご縁をいただいた方々にはきちんとこの事を伝えて、万が一の悲劇の状況になってほしくないと思い、現在の仕事を始めることとなりました。

必要な保障とは?

皆さまは、ご自身に必要な保障について、ご存知でしょうか?

今、保険に加入されている方は、何が心配で何で今の保険の保障内容にしましたでしょうか?


ご自身の保障は、収入や働き方・年齢・家族構成・考え方や置かれている状況が違う中、自分に合った保障を準備することが大切です。
前述のお客様は、知人から医療保険に入っていました。本来であれば、社長に万が一の事があった時でも、「会社を守るため・残された家族の将来を守るため」、死亡保障のある保険を優先して準備することが必要でした。
 
ここで、保険を考える際のポイントを挙げさせていただきます。

・起きてしまったら大きなお金が必要となる、万が一に対しての準備を優先する。(がんを代表とする特定疾病・介護・亡くなった時など)
 
・健康保険は現制度で基本3 割負担、高額療養制度も踏まえて不足する部分で考える。 
 
・ご自身の社会保障(健康保険・年金制度・会社福利厚生)を踏まえて不足する部分で考える。
 
・現在の年齢から、何のためにいくら必要なのかを計算する。(収入支出・リスクの金額)
  
・自分にあった保険のカタチ(定期保険・養老保険・終身保険)を知る。

全てのリスクを保険で準備するのではなく、社会保障等も踏まえて、自分には何が不足しているのか、将来に
向けて何が必要なのかを知ることで、自分に合った準備が出来ます。

私は、お客様のライフプランを考える中で、心掛けていることがあります。
それは、「どんなことがあってもお金に困らない」ライフプランを考えることです。

保険は、自分だけでなく残された家族への愛情・メッセージが込められています。
知っている方々は既に始めています。
気付いた時にスタートすることで、心豊かなライフプランを築くことが出来ると思っています。

~ライフプランを作成されるタイミング例~
 
・就職したとき
 
・結婚されたとき
 
・こどもが生まれたとき
 
・住宅を購入されるとき
 
・退職したとき
                 など

最後に

保険に限らず、ご自身の置かれた状況について、一人で悩まず一緒に考え、オーダーメイドの準備が可能となる、お悩み相談サービスがあります。
ご遠慮なくお気軽にご相談されるのも準備への一歩であると考えます。
ライフプランの作成も無料で承っておりますので、以下の相談フォームからお申込みください。


この記事を書いた人

望月 大輔 <プロフィール> SOMPOひまわり生命保険株式会社  望月LC(ライフカウンセラー)   信用金庫に15年間勤務ののち、現職。 信用金庫では、個人のお客さまを中心とした渉外業務に従事。 SOMPOひまわり生命にLC(ライフカンセラー)として転職後は、個人・企業問わず、多くのお客さまにライフコンサルティングサービスをご提供。お客さまのお金に関する「よき相談相手」として活躍中。

望月 大輔

<プロフィール>
SOMPOひまわり生命保険株式会社 
望月LC(ライフカウンセラー)
 
信用金庫に15年間勤務ののち、現職。
信用金庫では、個人のお客さまを中心とした渉外業務に従事。
SOMPOひまわり生命にLC(ライフカンセラー)として転職後は、個人・企業問わず、多くのお客さまにライフコンサルティングサービスをご提供。お客さまのお金に関する「よき相談相手」として活躍中。

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